When You Prepare Food
When you prepare food, do not see with ordinary eyes and do not think with ordinary mind. Take up a blade of grass and construct a treasure king's land; enter into a particle of dust and turn the great dharma wheel. Do not arouse disdainful mind when you prepare a broth of wild grasses; do not arouse joyful mind when you prepare a fine cream soup. Where there is no discrimination, how can there be distaste? Thus, do not be careless even when you work with poor materials, and sustain your efforts even when you have excellent materials. Never change your attitude according to the materials. If you do, it is like varying your truth when speaking with different people; then you are not a practitioner of the way.
– Zen Master Dogen, "Instructions for the Tenzo" -
– Zen Master Dogen, "Instructions for the Tenzo" -
食事を準備をするにあたって…どのような食材を見るにしても、ありきたりの見方、考え方をしてはだめである。良い材料が無いといって手を抜いたり、良い材料だからと張り切ったりしてはいけない。たとえ道端の草しか材料がないときでも、工夫をこらして、心を込めて調理しなくてはいけない。常に工夫とこころを忘れてはならないと説くとともに、いただく側も、高級だ、粗末だと選り好みしてはいけない。 すべての食材は生命体であり、その生命体をもって修行僧達の生命体を養うために用立てる、という見方をしなくてはならない。食材の良し悪しや質によって自分の態度を変えるようでは、仏道修行者とは言えない。
アメリカの友人が、“Tricycle”という、仏教の雑誌から、抜粋してメールしてくれました。これは、典座と言われる曹洞宗修行僧の料理係りの責任者の作法や心構えを説いた「典座教訓」の一部です。ここで、言われているお料理を準備する基本は、マクロビオティックにしろ、日常の家族のため、友人のために、お料理をするにしろ、全くこれに通ずると思います。
あらためて、毎日のお食事の準備をする際の向き合い方を考え、再認識させられました。
なるほど・・・!と、納得いたしました。
返信削除先日のイベントでの質問の答えに通じますね!
しっかり心に刻んでおきます!!
先日は、ご参加ありがとうございました。
返信削除ほんと、タイムリーに届いた一文でした!