監督:マイケル・マドセン
映画“100,000年後の安全”を観ました。
フィンランドで、原発から生まれる放射性廃棄物の処理場建設をめぐってのドキュメンタリー映画。現在、すでに建設進行中の施設の映像やこのプロジェクトを推進した専門家たちへのインタービューを淡々と映し出していきます。
映画“100,000年後の安全”を観ました。
フィンランドで、原発から生まれる放射性廃棄物の処理場建設をめぐってのドキュメンタリー映画。現在、すでに建設進行中の施設の映像やこのプロジェクトを推進した専門家たちへのインタービューを淡々と映し出していきます。
マドセン監督は、「10万年もの耐久性がある世界初の放射性廃棄物の最終処分場を造るオンカロ・プロジェクトは、建築学的にも哲学的にも、これまでのどの先人の試みをも越えるものです。」とも警鐘の意味を込めて言っています。
何も確実なことはなく、何が起こるかわからないのに、この近代は、仮定を確実として考え、現在を築いてきました。そして、また何かが起こったら、想定外だったと言うのでしょうか…
4基しか原発のないフィンランドで、オンカロのような巨大規模の処理場が必要なのに、54基ある日本は一体どのくらい必要なのでしょうか。そして、今後、どのように処理されていくのでしょうか。恐ろしい疑問がわきます…
*オンカロとは、フィンランド語で「隠された場所-Hiding Place」という意味だそうです。
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